パレスチナと聞いて、思い浮かぶのは”パレスチナ難民”、治安の悪い場所。でも、メディアの情報だけでなく、実際に体験してみないと分からない!今回のイスラエル、最後の数日は、パレスチナで過ごしました。
カナダから数年前にイスラエルに帰化したユダヤ人の女性と出会った時、ユダヤ人にとって一番、聖なる場所はヘブロンと聞き、是非、訪れて見たいと思っていました。でも、治安の関係で個人で訪れるのは難しそう。宿泊先の人に話すと、突然、案内してもらえることに、思いもかけないミラクル!!!
ヘブロンの旧市街、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、の聖地。近くの村に住んでいる、パレスチナの女子たちと出会い、とってもキュートで、可愛らしく、個性があって、楽しいひと時を過ごしました。
マクペラ洞穴。旧約聖書の創世記に登場するアブラハム、イサク、ヤコブとその妻の墓があります。なんだか、凄いところでした。
ベツレヘムの個人経営のミラクルな宿に泊まりました。パレスチナ料理をたくさん堪能しました。写真は朝食です。
翌日は、エリコへ。世界一低く(海面下260m)、世界一古い街(紀元前1万年)だそうです。”ここが海面”の標識を通過し、車はどんどん下がっていきます。道にはラクダが。
“Mount of Temptation”(悪魔に試みられた誘惑の山)。イエス様が荒野で40日間断食し、悪魔に誘惑されたと言われている場所です。山にはロープウェイで登れます。断崖絶壁、途中で急にロープウェイが停止して、超ドキドキでした、汗! 後で聞いたら、写真を取るための途中の一時停止だそうです、笑!
Hisham`s Palace(ヒシャーム宮殿)イスラムのウマイヤ朝時代の宮殿跡。エリコのシンボルとなっている星型のレリーフ。
イスラエルによって建てられた分離壁。果てしなく続きます。パレスチナ内ではたくさんの銃を持っているイスラエル兵がいます。複雑な問題を超えて、イスラエル、パレスチナ、すべて平和でありますように〜
起伏の激しい、ベツレヘム。最後に訪れたパレスチナ。日々、一生懸命に生活している人々。人間にとって基本的なニーズが満たされている(水、電気、治安など)一見、当たり前な事、こそがミラクル!と今回の旅で痛感しました。平和な時に、日々、何ができるか、自分に問いかけ続けて、内なる感覚とバランスを麻痺させず、目覚めさせながら、地球時間を過ごそう、と深く思った旅でした。
それでは、また!