2023.04.27 南イタリア🇮🇹シチリア島４〜黒の聖母、古代ギリシャの村ティンダリ✨🐑動画付き✨

いよいよ今回のハイライト！黒の聖母の小さな小さな村、通常のガイドブックなどには載っていない知る人ぞ知る村Tindari(ティンダリ)に到着。私も黒の聖母について、事前に調べていなければ、ここに来ることも、この存在を知ることもなかったです。

小さな無人駅のティンダリを降りると、２kmくらいで歩いていけるかなと思いきや、まるで冗談かと思うほど、断崖絶壁、遥か遠く上に見え、ビックリ！タクシーもバスもなく、どうしたものかと思いつつ、宿の人に連絡すると、車で迎えに来てくれるとのこと👍ミラクル✨車だとかなり遠回りになり、これはスーツケースを持って辿り着ける場所ではなく、本当に良かったです😊

ティンダリは紀元前396年にシチリア島が古代ギリシャだった頃、建てられました。Tyndaris(ディンダリス)とギリシャ語の名前でした。

ティンダリ村にはホテルなどなく、通常は巡礼のため、ちょこっと訪れ、他の街に泊まるようです。でも、「どうしてもティンダリにいたい！」との思いが強く、家をしばらくの間、借りました。

朝起きると素晴らしい海、広い敷地、まるで、ハワイやカリフォルニアのリトリートセンターにいるような感じで、内なる導き💖女神さまの嬉しいミラクルな計らいに感激！しかも、その家の敷地は元々古代ローマ、古代ギリシャの遺跡の歴史保存地区にあり、遺跡だらけで、なんと贅沢！実際に来て、目がパチクリ😍してしまうことだらけです(良い意味で😊)！

その昔は古代ギリシャの一部で重要な都市だったティンダリ。この神殿跡の隣、黒の聖母さまの教会と海の眺めの素晴らしすぎる家に滞在してミラクル時間を過ごしました。

古代遺跡公園博物館内のシチリア島のシンボルになっているトリナクリア(ギリシャ語で３つの足)のモザイク。

黒の聖母教会。

エンジェルも黒！

たくさんのミラクルな逸話があるティンダリの黒の聖母。”Nigra Sum Sed Formosa(I am Black but beautiful.私は黒いけれど、美しい)と書かれています。

実際にお会いできて✨本当に嬉しい✨ミラクル💕！この聖母さまは古代エジプト、地中海を挟んだアフリカ大陸から来たとの説もあり、きらびやかなで美しい新しいこのカトリック教会にありつつも、アフリカの女神のような大地に根ざした、不思議なパワーを感じます。実際にこの黒の聖母は、ティンダリの下、海の近くの洞窟で発見されたそうです。遥か昔、古代農耕時代の南イタリアは母系社会で、女神Isis(イシス)、女神Demeter(デメター)、女神Cybele(キュベレー)を崇拝していたそうです。

新しい黒の聖母教会の裏には、通常は閉まっていて、1日のうち、朝1時間。夕方１時間しか入れない、１５世紀に建てられた元々の教会があります。この教会は8世紀初期ビザンツ帝国時代に、豊穣の古代ローマの女神Ceres(ケレス、元々は古代ギリシャ、古代ローマの大地母神の女神キュベレーCybele)の女神神殿の跡地に建てられました。とっても不思議なミラクルエネルギーに溢れた謎の場所です。ワクワクします😊

ティンダリの村から見える独特な形の陸地。舌とか、女性が祈っている姿とも言われている、女性的エネルギーに溢れる場所💖こういうところは大好きです💕

今日はここを目指して、下へ降りようと思い、観光案内所に聞くと、実際には遠く、巡礼のハイキングコースがあるけれど、行きと帰り、両方は勧めない！と。でも、車で行く手段もないので、どうしたものかと思っていると、さすが南イタリアの親切な人々、近くのレストランに連れて行ってくれて、そこのレストランの人が下のMarinelloまで連れて行ってくれました。思いがけない展開でミラクル！💖

自然保護地区のMarinelloには湖があってとっても美しい！洞窟もあちこちにある感じで、黒の聖母さまはどこで見つかったんだろうか？と思いを巡らしていました。

車で連れてきてくれた親切なイタリア人たちに、迎えに行こうかと言われたけれど(会話は全てイタリア語とジェスチャーと直感！笑！🇮🇹😆👍)、帰りは巡礼のハイキングコースで帰るので大丈夫です！と言って、ミラクルな親切に感謝して、お別れし、一人で静かな時間を過ごしていました。さて、いよいよTindariまで今度は歩いて登って戻ります。

ハイキングコースの入り口で賑やかな(イタリア人はいつも賑やかですが！)３人のイタリアの女性グループと出会い、話しながら、なんとなく一緒に登りました。これも安全にハードな巡礼の道をスイスイと楽しんで行けるように、女神さまの粋な計らい💖です！